ミニチュア・ピンシャーの性格の特徴を解説!オスとメスで違いはある?

  • 2016月01月13日更新
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ミニピンの愛称で親しまれているミニチュア・ピンシャーはドーベルマンを小さくしたような精悍な姿をしています。一見怖そうですが、性格も怖いのでしょうか。

この記事では、そんなミニチュア・ピンシャ―を飼おうとしている方のために、知っておきたい性格やしつけの際の注意点などを解説します。ぜひ参考にしてください。

ミニチュア・ピンシャーの性格

ミニチュア・ピンシャーは、筋肉質でたくましい体形をしていて、見た目は小さなドーベルマンのようです.そんなミニチュア・ピンシャーですが、性格は小型犬独特の甘えん坊でシャイなところがあります。

見た目のイメージとは違って可愛い性格のようですね。ミニチュア・ピンシャーとは具体的にどんな性格をしているのかご紹介します。

好奇心旺盛で甘えん坊

ミニチュア・ピンシャーは好奇心が旺盛で甘えん坊な性格をしていて、小動物や食べ物、目に付くもの何にでも興味を示します。そのため、子犬のうちから拾い食いや噛み癖がつくことがあります。

好奇心が飼い主に向けられると、飼い主に良くなついて甘えん坊になるようです。べったりと甘えてくれるのがミニチュア・ピンシャーの魅力です。

活発で遊びが大好き

ミニチュアピンシャーは引き締まったスマートな体形をしていて、小型犬の中でも屈指の運動能力を持っています。

好奇心旺盛なこともあり、常に動き回っていてじっとしていることが苦手です。飼い主にまとわりついて、いっしょに遊ぶことを求めてきます。遊びの対象になるものを探して一人遊びをすることもあります。

警戒心が強い

飼い主にはべったり甘えるのですが、家族以外には吠えるなど警戒心が強いようです。人や動物など動く物だけでなく、物音にも敏感に反応することがあります。

怖いもの知らずのところのあるので、時には攻撃的になることもあるようです。子犬のうちから攻撃性をコントロールできるしつけをしましょう。

オスとメスでの性格の違い

ミニチュアピンシャーは性別によって多少の性格の違いが見られるようです。オスはメスに比べてのんびり屋で甘えん坊です。べったりと甘えてほしい場合はオスを選ぶといいでしょう。

一方メスはアクティブです。もともと活発な犬種ですが、メスのほうがエネルギッシュに遊んでいます。また、メスはプライドが高いと言われているようです。

しつける際に飼い主が注意すること

ミニチュア・ピンシャーは好奇心旺盛・遊び好き・甘えん坊な性格をしています。しつけをしようとしていても遊んでもらっていると勘違いして甘えてきます。

飼いやすい犬種ですが、初心者にとってしつけは少しだけ難しいようです。しつけるための注意点をご紹介します。

信頼関係を築くことから始める

ミニチュア・ピンシャーのしつけがなかなか進まないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。それはミニチュアピンシャーが甘え上手だからです。甘えが助長すると自分がリーダーだと勘違いしてしまいます。

まずは上下関係をはっきりさせましょう。そのためには、スキンシップなどで信頼関係を築くことからスタートです。

アイコンタクトを学ぶ

ワンちゃんとの生活で大切なことは、アイコンタクトでワンちゃんをコントロールできることです。ミニチュア・ピンシャーは活発で落ち着きがないので、特にアイコンタクトコントロールが重要です。

そのためには、まず飼い主がアイコンタクトをマスターすることです。名前を呼んで見つめあう、できれば褒める、これを繰り返して練習しましょう。

「怒る」は厳禁

怒ることと叱ることは違います。警戒心が強いミニチュア・ピンシャーのしつけでは怒ることは厳禁です。

叩いたり大きな声で怒ったりすると、いじけてしまうことがあります。一度いじけてしまうとトラウマになって、その後のしつけに影響することがあります。しつけの基本は褒めることと考えましょう。

ミニチュア・ピンシャーは性格が悪い?飼いやすい?飼いにくい?

飼い主には甘えん坊ですが、家族以外には警戒心が強く社交的とは言えません。また、しつけをされることも好きではないので初心者には飼いにくい犬種のようです。

ミニチュア・ピンシャーは飼いやすいのか飼いにくいのかをご紹介しますので、子犬を迎える際の参考にしてください。

しつけをされるのが嫌い

ミニチュア・ピンシャーは甘えん坊で遊びが大好きです。そのため、命令されて辛抱強く訓練されることが好きではありません。

初心者にとってワンちゃんのしつけは難しい作業ですが、ミニチュア・ピンシャーのしつけは一層の難しさがあって、初心者には飼いにくい犬種と言えます。

飼育環境を整える

ミニチュア・ピンシャーは短毛なので被毛の手入れが楽な反面、寒さや乾燥に気を配る必要があります。

飼育環境の温度や湿度をしっかりと管理しないと皮膚のトラブルや病気にかかりやすくなります。保湿スプレーやクリームなどで皮膚のケアも必要です。

毎日の散歩は必須

室内で飼育することが一般的な小型犬は散歩が必須ですが、ミニチュア・ピンシャーは長い時間の散歩を必要とします。

小さなドーベルマンと言われるように、引き締まった体をしていて有り余る体力と高い運動能力があります。毎日3~5kmの散歩を2回行うのが飼い主の日課になります。

信頼関係を築いて良いパートナーになろう

ミニチュア・ピンシャーは見た目は怖そうですが、飼い主にはべったりと甘えてくるかわいさが魅力です。

初心者には少し飼いにくさはありますが、しっかりとしつけができれば飼いやすさもアップします。そのためにも早い段階で信頼関係を築くことが重要です。

この記事を参考にして性格を理解し、良好なパートナーとして生活をともにしていきましょう。