イタグレの性格の特徴を解説!オスとメスで違いはある?

  • 2015月11月04日更新
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イタグレの愛称で親しまれているイタリアン・グレーハウンドは、小型犬ながら大型犬のような風格とスマートな体格をしています。

狩猟犬の血を引くイタグレと仲良く暮らしていくにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。性格やしつける上で注意すべきことなどを初心者にも分かりやすく解説します。

イタグレの性格

ウサギを狙う狩猟犬のように、いたずらっぽい目をしています。見た目はやんちゃで攻撃的な性格に見えますが、従順で愛情深い性格です。

見た目に反して攻撃的なところはなく、小さな子供ともいっしょに遊ばせることもできます。飼いやすいと評判のイタグレの性格を具体的にご紹介します。

素直で従順

サイトハウンド系のイタグレは、主人と認めた飼い主には素直に従う従順さがあります。そのため、しつけに対しても教えたことは素直に吸収してくれます。

飼い主の気持ちを良く理解する賢いところもあり、愛情をもって接すれば何倍もの愛情を返してくれます。

活発で遊び好き

サイトハウンド系の犬種なので、運動能力が高く非常に活発です。遊ぶことが大好きで、ボール投げや引っ張りっこなどをしていっしょに遊ぶことを要求します。

おもちゃを引っ張り出してきては散らかすのには閉口するでしょう。じっとしていることが嫌いで、常に飛び跳ねているので骨折には注意しなければなりません。

内気で繊細

活発な性格をしていますが、感受性が強く内気で繊細なところも見られます。しつけや問題行動を起こしたときに強く叱ると、萎縮したりストレスをため込むことがあるので叱り方にも注意が必要です。

ワンちゃんからは甘えてきますが、飼い主からべたべたとされることは苦手なようです。

オスとメスでの性格の違い

オスはメスに比べて縄張り意識が強い傾向にあります。家族を守るという責任感からか攻撃性もあります。

一方メスはおとなしくマイペースな子が多いようです。もともと運動量が多く元気に運動することが大好きな犬種ですが、オスのほうが多少運動量が多いようです。

しつける際に飼い主が注意すること

イタグレは賢くて素直な犬種なので、教えたことはすぐに覚えてくれます。待てやお座りなどの基本的なコマンドは、初心者でもしつけやすいでしょう。

さらにレベルアップし、社会性を身に付けたワンちゃんになってもらうために、飼い主が注意するべきことをご紹介します。

人にさわられることに慣れさせる

イタグレは、繊細で神経質なところがあり、しつこく触られることが苦手です。生活の中では、家族以外に体を触られる機会がたくさんあります。そんなときにトラブルにならないように、体を触られることに慣れさせましょう。

まず、手の甲を鼻先に近づけて匂いを確かめさせます。匂いを嗅いだら、あごの下から首、耳、口の周辺、足先、お腹、へと徐々になでる場所を増やします。声をかけながらやると上手くできますよ。

ご褒美はおもちゃ

しつけの基本は褒めることです。指示したことができた時には、愛情をもってたくさん褒めてあげましょう。ご褒美はおやつよりもおもちゃが良いでしょう。

ワンちゃんにとって好きなものがご褒美になります。ハウンド種のイタグレは、おもちゃで遊ぶことで狩猟欲求を満たすことにもなります。

しつけは短時間で行う

しつけで大事なことは、ワンちゃんにとって楽しいものでなくてはなりません。もっと続けたいと思ってもらえるしつけ方をしましょう。

そのためには、短時間で効率よく行うことが重要です。覚えさせることに夢中になってだらだらと時間をかけていませんか。時間が長いと苦痛に感じることになり、逆効果です。

イタグレは性格が悪い?飼いやすい?飼いにくい?

イタグレは少し神経質なところがありますが、穏やかな性格でしっかりと愛情も返してくれます。

小型犬なので女性でも行動がコントロールしやすく初心者にも飼いやすい犬種だと言えるでしょう。飼いやすさの基準になる事柄をご紹介しますので、イタグレを迎える際の参考にしてください。

しつこくされるのが嫌い

イタグレは内気で繊細なところがあります。そのためしつこくされることが苦手です。

サイトハウンド系のため、自分から積極的に行動することは大好きですが、受け身になることには慣れていないんです。

いつもワンちゃんとじゃれ合っていたい方には物足りないかもしれませんね。

ケアがしやすい

イタグレは短毛なので被毛の手入れが楽です。ブラッシングやシャンプーは月に1~2回で良く、日常のケアは濡れタオルで体を拭く程度で済みます。

ボディケアに十分な時間を割けない方には飼いやすい犬種といっていいでしょう。さらに抜け毛も少ないので、部屋や衣服にワンちゃんの抜け毛が付くのが気になる方にもおすすめです。

飼育環境を変える必要もある

細くて長い足がイタグレの魅力ですが、そのしなやかな体が骨折のリスクを高くしているんです。

活発な性格のため、その細い足で室内を飛び跳ねて遊びます。滑りやすい床やぶつかりやすい障害物、段差のあるソファーなどは改善が必要です。また、寒さにも弱いので冬の期間は暖房が24時間必要になります。

健康管理でイタグレとの楽しい毎日を楽しむ

抜群のスタイルと優雅さで人気のイタグレを、これから迎えたいと思っている方にも飼いやすさを分かっていただけたと思います。

抜け毛や無駄吠えが少ないので、集合住宅でも飼いやすいのではないでしょうか。小型犬でコントロールがしやすいのも初心者向きの犬種です。

病気や怪我のリスクが高い犬種なので、健康管理に注意しながらイタグレとの毎日を楽しんでください。