日本スピッツが気をつけたい病気

  • 2016月03月23日更新
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今回は日本スピッツが気をつけたい病気のご紹介です。もこもこで可愛らしい日本スピッツですが、家族としてお迎えする前にぜひ知っておいてほしい内容です。少しでも参考にしていただけますと幸いです。

日本スピッツが気をつけたい病気【小眼症】

生まれつき眼球が小さい状態を指す病気です。涙の量が少なくなってしまうので、ドライアイを併発することがあります。症状が重い場合は、外科的手術によって眼球を拡張することもあります。

日本スピッツが気をつけたい病気【流涙症】

涙が目から溢れてしまう状態を指す病気です。本来鼻へと抜けていくはずの水分がうまく抜けていかず、目から溢れてしまいます。日常生活に支障はありませんが、そのままにしておくと涙が付着した部分の被毛が赤茶色に焼けてしまいます。日本スピッツは毛色が綺麗な純白なので、涙やけになってしまうとかなり目立ちます。こまめに拭いてあげましょう。この病気の原因はさまざまなので、しっかりと原因を突き止めたいならば眼科を得意とする獣医師に見てもらうと良いでしょう。

日本スピッツが気をつけたい病気【気管虚脱】

気管が押しつぶされることで、呼吸困難を引き起こす病気です。日本スピッツはこの病気になりやすいと言われているので、首輪ではなくハーネスを使うようにすると良いでしょう。

日本スピッツが気をつけたい病気【膝蓋骨脱臼】

ひざにある膝蓋骨という部分がはずれてしまう病気です。この病気は生活環境や事故によって発症することが多いです。滑りやすい床でのダッシュやジャンプは控え、ひざに負担をかけない生活を心がけましょう。徐々に段階を経て悪化していく病気です。重症になると手術が必要になります。

日本スピッツが気をつけたい病気【血友病】

出血時に血を止めてくれる成分が不足している状態を指す病気です。生まれつきの場合が多く、大きなけがや病気の際には特に注意が必要です。遺伝性な病気なので、発症している個体は繁殖に使わないようにしなければなりません。

日本スピッツが気をつけたい病気【皮膚病】

日本スピッツの皮膚はとてもデリケートです。様々な原因による炎症のほか、アレルギーによる皮膚の病気が多くみられます。皮膚は常に清潔に保つように心がけましょう。痒がっている、執拗に舐めるなどの仕草が見られたら、被毛をかき分けて皮膚を観察してみましょう。キズや炎症になっていれば、獣医師による適切な処置が必要となります。