バーニーズマウンテンドッグが気をつけたい病気

  • 2016月03月06日更新
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バーニーズマウンテンドッグは大型犬のなかでも寿命が短い犬種として知られています。その平均寿命は6~8歳と言われています。10歳という大台になると長寿とされる犬種なのです。そんなバーニーズマウンテンドッグの寿命を少しでも伸ばすため、日々気をつけておきたい病気についてまとめました。少しでも参考にしていただけますと幸いです。

バーニーズマウンテンドッグが気をつけたい病気①進行性網膜萎縮症

バーニーズマウンテンドッグにおける遺伝的な目の病気です。網膜が萎縮することで視力が低下する病気です。この病気はゆっくりと進行するので、とても気づきにくいです。この病気だと診断されたら、視力が低下していることを配慮するため、トイレやベッドの位置を頻繁に変えないようにしましょう。

バーニーズマウンテンドッグが気をつけたい病気②股関節形成不全

股関節形成不全は大型犬に多い病気です。この病気は遺伝による発症のほか、飼育環境や事故によって発症するケースもあります。この病気になると、股関節が完全に外れている(もしくは外れかかっている)状態になるので、歩き方に異変が見られます。いつもと違う様子や痛がっている様子が見られたら、早めに獣医さんのもとへ連れて行ってあげましょう。また、肥満によって発症することもあるので、日ごろの体重管理が大切です。

バーニーズマウンテンドッグが気をつけたい病気③胃捻転

胃捻転は大型犬や胸が深い犬種に多い病気です。文字通りに胃が体内でねじれてしまう病気です。徐々に進行するというよりは、食事後の激しい運動などをおこなうことで急に発症することが多いようです。この病気を予防するためには、食べ過ぎや早食いにも注意が必要です。

バーニーズマウンテンドッグが気をつけたい病気④熱中症

バーニーズマウンテンドッグは暑さに弱い犬種なので、特に夏場の飼育には注意が必要です。できるなら冷房の利いた室内で飼育することが望ましいです。バーニーズマウンテンドッグの熱中症の症状は、人間における熱中症と同様です。息が荒く苦しそう、よだれや嘔吐が見られる、心拍数が以上に高い、意識がなくなる、などです。この病気を予防するためには、涼しい時間帯にお散歩に連れていくなどの配慮が必要です。万が一に備え、保冷剤を持ち歩いておくと、熱中症になったときすぐに体を冷やせるので安心です。

いかがでしたか?これらの病気にきをつけることはもちろんですが、その他にも日々のスキンシップやお手入れが大切です。たっぷりと愛情を注いであげることが、バーニーズマウンテンドッグにとって一番の幸せなのです。また、ブラッシングやシャンプーなどのお手入れをしっかりとおこない、清潔な状態を保つことで、少しでもストレスのない穏やかな生活を送っていただけたらと思います。