ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気

  • 2016月02月13日更新
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ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気をまとめました。すでに飼育している方もこれからお迎え予定の方も、少しでも参考にしていただけると幸いです。

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気①白内障

ジャックラッセルテリアがかかる白内障は人間の白内障と同じです。眼の水晶体が白く濁り、進行すると視力を失ってしまう病気です。若い時期に発症する場合は遺伝性といわれています。加齢に伴うh場合は、老齢性や他の老齢性疾患による場合がほとんどです。早めの治療で進行を遅らせることが可能なので、日頃からよく観察してあげましょう。

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気②外耳炎

ジャックラッセルテリアは垂れ耳なので、耳の病気に注意が必要です。耳の通気性が悪く、汚れが溜まりやすいので、定期的な耳掃除が欠かせません。進行してしまうと耳が聞こえなくなる聴覚障害になってしまうことがあります。ジャックラッセルテリアが耳を引っかいていたり、頭をブルブルと振るようなしぐさが見られたら痒いの合図。お手入れに不安がある場合はトリマーさんや獣医さんにお願いすると良いでしょう。

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気③膝蓋骨脱臼

膝蓋骨とは後ろ足のひざのお皿のことで、この部分が脱臼してしまう病気を膝蓋骨脱臼といいます。ジャックラッセルテリアは運動が大好きな犬種です。過度な運動で膝に負担がかかることでこの病気になってしまうことがあります。膝に負担がかかるので、滑りやすい床での運動や高所からの飛び降りは避けましょう。また、フリスビーキャッチなどで遊ぶ際には、その前後にストレッチなどをしてケアしてあげると良いでしょう。

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気④レッグペルテス

なんらかの原因で、太ももと骨盤をつなぐ関節の血管に傷が付き、そこが壊死してしまう病気です。この病気はジャックラッセルテリアが生後間もなく発症することが多いようです。詳しい原因はまだ明らかにされてきません。ジャックラッセルテリアをお迎えする際には、その血統に発症している子がいないか確認しておくと良いでしょう。

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気⑤皮膚の病気

ジャックラッセルテリアは皮膚の病気が多いと言われています。ノミ・ダニの付着、皮膚にいる常在細菌の異常増殖、アレルギーなど様々な原因があります。ジャックラッセルテリアが体をかゆがっているそぶりを見せたら、早めに獣医さんの診察を受けておくと安心です。また、外から戻ってきたらブラッシングをして、被毛に付着した汚れを落とすようにしましょう。

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気⑥糖尿病

人間における糖尿病と同様、血液に含まれる糖分の値が高くなる病気です。血糖値を下げるホルモン(インスリン)の不足、またはそれが効きにくくなっていることによって発症します。この病気になってしまったら、人工的にインスリンを接種させて、正常値を維持しなければなりません。日ごろの運動不足や肥満によって発症することもあるので要注意です。