ブリュッセルグリフォンが気をつけたい病気【ホーナー症候群】
目の周りの神経が麻痺することで、まぶたが持ち上がらなくなったり、眼球が飛び出る・へこむなどの異変が見られる病気です。ほとんどが原因不明とされていますが、その多くが自然的に回復するようです。日頃から目を観察してあげることが大切です。
ブリュッセルグリフォンが気をつけたい病気【二重睫毛】
まつ毛が二重にはえることで、内側にはえたまつ毛が眼球を傷つけてしまう病気です。違和感を感じて目をこすってしまい、さらに傷や炎症を起こしてしまうことがあります。はやめに動物病院で診察してもらいましょう。
ブリュッセルグリフォンが気をつけたい病気【短頭種気道症候群】
ブリュッセルグリフォンをはじめとする短頭種がなりやすい気道の病気をまとめて「短頭種気道症候群」と呼びます。
気管狭窄
気管の一部が細くなっている状態を気管狭窄と呼びます。息がしずらくなる苦しい病気です。肥満にも注意しましょう。
軟口蓋過長症
鼻先が短いのでノドチンコが喉奥につまってしまい、呼吸がしづらくなる苦しい病気です。通常の犬種と同じ長さでも、短頭種にとっては長すぎるのです。これは生まれつきの場合がほとんどですが、症状は高齢になってから現れることもあります。症状がひどい場合には外科的に切除する必要があります。
photo by 谷口動物病院ブログ:TAH歳時記
鼻腔狭窄
鼻の穴が狭いことにより、呼吸がしづらくなる苦しい病気です。生まれつきの場合がほとんどです。症状がひどい場合には外科的に鼻の穴を広げる手術が必要です。
ブリュッセルグリフォンが気をつけたい病気【膝蓋骨脱臼】
ひざの皿がはずれてしまう病気です。はずれ具合や頻度によってグレードが分かれます。症状が重い場合は手術が必要となります。床が滑りにくいようにマットを敷く、高いところからの飛び降りは避けるなどの配慮が必要です。
ブリュッセルグリフォンが気をつけたい病気【アレルギー性皮膚炎】
アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が口や皮膚から体内に取り込まれることによって発症する病気です。非常に強いかゆみをともなう場合があります。アレルゲンを除去することで発症を抑えることができます。何がアレルゲンであるかは動物病院で検査してもらうことができます。
ブリュッセルグリフォンが気をつけたい病気【熱中症】
蒸し暑い状況下に長時間いることで発症する病気です。夏場の暑い時間帯のお散歩、空調のない部屋・車での長時間のお留守番は避けましょう。特に夏場のお散歩は、夜になっても地面が熱を持っていることがあります。愛犬が歩いても熱くないか、触って確かめると良いでしょう。万が一に備えてお水の他に保冷剤を持ち歩くのもおすすめです。