ペキニーズのお散歩と運動量

  • 2015月11月05日更新
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ペキニーズはネコのような性格といわれ、自由気ままでマイペースであり、運動もあまり得意ではありません。運動もあまり気分が乗らないときは頑なに拒否するような性格です。もちろん中には運動が大好きなペキニーズもいるので、一概には言えませんが、どちらかというと家の中でのんびりと暮らすことを望むわんちゃんなのです。そんなペキニーズの運動は、いったいどうしたらよいのでしょうか。今回はペキニーズの運動についてまとめてみたので、すでにペキニーズを飼っている方も、これからペキニーズをお迎えする方もぜひ参考にしてみてください。

ペキニーズの運動<お散歩>

ペキニーズの運動量はあまり多くはありません。ただしお散歩は気分転換や人間社会を勉強させるために必要です。お散歩好きなペキニーズは朝晩、お散歩が苦手な子でも一日一回は連れて行くようにしましょう。一回のお散歩は10分程度で十分と言われています。日光浴させるようなイメージで、のんびりとお散歩を楽しみましょう。

ペキニーズの運動<おうちで遊ぶ>

ペキニーズは気分やさんなので、自分が遊びたい時にしか遊ばない子が多いようです。飼い主さんが無理やり運動をさせようとしても、頑なに拒否されることでしょう。ペキニーズが遊びたがっている雰囲気を感じたら、ボールを投げてあげたり、おもちゃでひっぱりっこしてあげると喜びます。気分が乗らないと飼い主さんにボールを取ってこさせるような気ままな性格をしていますが、可愛いからといって甘やかしすぎるのには注意が必要です。

ペキニーズの運動<ドッグラン>

時にはドッグランで思いっきり運動させるのもよいでしょう。しかしペキニーズはあまり社交的なわんちゃんではありません。怖いもの知らずで、頑固な一面をもっています。ですからドッグランで運動させるときは決して目を離してはいけません。しつこく寄ってくるわんちゃんに対し、攻撃的になってしまうこともあります。また、ケンカに発展するとペキニーズは負けず嫌いなので、自分から引き下がることはありません。そのため、敷地の広いドッグランよりは、こじんまりとしたドッグランの方が向いています。また、相性の悪いわんちゃんがいない時間帯を狙って運動させてあげましょう。

運動後は水分補給を

ペキニーズは普段活発に動き回る犬種ではないので、自然とお水を飲む量が少なくなりがちです。お水を飲む量が少ないと尿石症などの病気を誘発してしまいますので注意が必要です。特に運動後はお水を飲ませるチャンス!新鮮なお水を容器いっぱいにいれておいてあげましょう。また、ミネラルウォーターに含まれるミネラルは尿石症を引き起こすことがあるので、必ず水道水をあげるようにしましょう。お出かけ先にも持ち歩き、運動後には水分補給をさせてあげてくださいね。

いかがでしたか?飼い主さんはペキニーズに翻弄されっぱなしのようなイメージがありますが、しかしきちんと主人として認めてもらうことで、とーっても甘えたな一面を見せてくれることがあるのです!このツンデレっぷりがたまりません!ペキニーズを飼う場合は決して甘やかしすぎず、しつけや運動を通して主人として認めてもらえるよう、飼い主さんの努力も必要なのです。

photo by てんぺき日和