イタグレの骨折を防ぐために必要な配慮

  • 2015月11月05日更新
  • 13188view
S669x446 128611333427316112789 pa030029

イタグレは骨折しやすい犬種として有名です。しかし実際にイタグレが骨折した話を聞くと、それって防げたのでは?と思うものがほとんどです。イタグレに骨折をさせないという意識を家族全員で徹底して持つことが大切だと思います。今回はイタグレをお迎えするなら気をつけたいポイントをまとめました。ぜひ参考にし、骨折を防ぎましょう!

イタグレの骨折を防ぐための配慮<室内編>

・ケージは布やメッシュタイプのものを使用する

⇒金網の柵のものだと、手を挟む恐れがあり、それによる骨折を防ぎます。面と面のつなぎ目にも注意しましょう。また、飛び越えない高さ、天井があるものを選ぶようにします。

photo by ルカとミエルの 今日も犬日和

・高所からの飛び降りやジャンプを控える。

⇒イタグレはジャンプすることが好きな犬種です。ジャンプの着地の失敗による骨折を防ぎます。

・階段の上り下りをさせない。近寄らせない。

⇒足腰、ひざへの負担をなくします。また、思わぬ転落による骨折を防ぎます。

・滑りやすい床の上でダッシュさせない

⇒イタグレは見た目からは想像できないほどエネルギッシュな犬種です。転倒による骨折を防ぎましょう。

・毛先が輪になっているじゅうたん(ループパイル)は避ける

⇒じゅうたんの毛先に爪を引っ掛け、イタグレがつまずくことによる骨折を防ぎます。

・ぶつかりそうなものは置かない

⇒興奮して走り回っているときなど、衝突による骨折を防ぎます。

・足元に注意して歩く

⇒間違えてイタグレを蹴ってしまったり、しっぽを踏んでしまうことによる骨折を防ぎます。

・ドアを半開きにするなど、手を突っ込みたくなるような隙間を作らない

⇒隙間があるとイタグレの手足、しっぽを挟む可能性があり、それらによる骨折を防ぎます。

・お留守時や目を離すときはケージへ

⇒ソファーに登る・走り回るなど、勝手な行動による骨折を防ぎます。

イタグレの骨折を防ぐための配慮<おでかけ編>

・首輪が抜けないように気をつける

⇒思わぬ事故を防ぎます。もちろんリードも離さないようにしっかり握ります。

・イタグレが安定する抱っこ方法をする

⇒安定した抱っこ方法で、イタグレの落下を防ぎます。

・混雑しているドッグランや、物凄いエネルギッシュなわんちゃんがいたら利用を控える

⇒突進されることによる骨折を防ぎます。

・車に乗る際はキャリーバックに入れ、しっかりと固定する

⇒ブレーキ時の座席からの落下を防ぎます。

・キャリーバックのファスナーはきちんと閉める

⇒キャリーバックから飛び出して落下するのを防ぎます。

いかがでしたか?飼い主さんの配慮次第で、防ぐことができる骨折はたくさんあります。骨折をしたイタグレも可哀想ですし、飼い主さんも自分のことを責めてしまうことでしょう。イタグレも飼い主さんも日々快適に過ごせるよう意識し、骨折ゼロを目指してみてはいかがでしょうか。

photo by イタグレ*クリシェの成長日記