愛犬キャバリアがごはんを食べないとき、好きなおやつは食べるのか、それさえも食べれないのか、これが判断のポイントとなります。なんらかの原因で食欲自体が落ちているときは、早めに動物病院へ連れて行きましょう。おやつは食べるし元気もある場合は、わがままでごはんを食べていない可能性があります。愛犬キャバリアとの接し方を見つめなおす必要がありそうです。
病的原因
愛犬キャバリアが体調不良に陥ったとき、ごはんを食べないという症状が現れることがあります。ごはんを食べない以外に、いつもと違う様子はないかじっくりと観察してあげてくださいね。
食欲がなく、ごはんを食べない時の対処方法(好きなおやつも食べれない時)
・お湯やささみの煮汁などでフードをふやかす
・愛犬キャバリアの好物を混ぜてあげる
・食器には一口分だけ入れる
・少しずつ手にとって与える
ただし、無理に与えることは避けましょう。口腔内や消化器等に異常がある場合、病気を悪化させてしまう恐れがあります。ごはんを食べないことが続いたり、食欲がないだけではなく元気がないなど他に異変が見られる場合は早めに動物病院で診察してもらいましょう。
また、これらの対処方法はあくまで好きなおやつにも興味を示さないほど食欲がない時に限るものです。愛犬キャバリアを心配しすぎてずっと続けていると、下記のわがままでごはんを食べない、に推移してしまうことがあるので要注意です。
飼い主さんの接し方が原因?
キャバリアは甘えん坊な性格で、常に飼い主さんのそばにいることを望む犬種です。しかし、だからといって何でもかんでも飼い主さんが手をかけてあげるのは、ただ単に甘やかしにすぎません。愛犬キャバリアがごはんを食べている最中、常に声をかけていたり、こぼしたごはんを拾ってあげたり、手やスプーンからごはんを与えることが日常になっていませんか?そのような甘やかしすぎによってキャバリアは「ごはんを食べなければ構ってくれるんだ」、と学習してしまった可能性があります。
わがままでごはんを食べないときの対処方法(好きなおやつは食べる時)
■ごはんを与えるタイミングを変える
たっぷり運動をさせてからごはんをあたえる。ただし運動直後にごはんを与えると胃捻転などの病気を誘発してしまうことがあるので、運動を終えて一息ついてからごはんを与えるようにしましょう。
■ごはんを変える
粒の形状や味の違うフードに切り替えてみてはいかがでしょうか。小型犬であるキャバリアはお口が小さいので、食べやすい大きさのごはんを与えてください。
■環境を変える
食器の大きさ、高さ、設置場所を変えるのもひとつの手です。愛犬キャバリアが食べやすい大きさ、高さを探してみてください。また、人通りの多いところより、落ち着いて食べることのできる環境をつくってあげるのもよいでしょう。また、どうしてもごはんを食べないなら、思い切ってさげちゃってください。いつまでも置きっぱなしにするはNGです。この時間に食べないといけないんだ、ということを教えてあげてくださいね。
photo by キャバリアのサンちゃんといっしょ!