スヌーピーの犬種はビーグル!モデルとなった犬や両者の違いを徹底比較

  • 2015月10月19日更新
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スヌーピーの犬種は設定上ビーグルとなっています。実際には作者のチャールズ・M・シュルツが飼っていた雑種犬がモデルとなっていますが、漫画の「ピーナツ」での設定ではスヌーピーはビーグルとして扱われています。

1950年から連載が開始された「ピーナッツ」ですが、今でも世界中の幅広い世代から支持され続けています。

今回はそんなスヌーピーとビーグルを比較することで、双方の魅力を改めて確認していきたいと思います!ビーグルファンも、スヌーピーファンも必見です!

作者の愛犬「スパイク」からビーグルとしてのスヌーピーが誕生

コミック「ピーナッツ」に登場し、世界的な人気キャラクターであるスヌーピーの犬種は、ビーグルです。実際には作者が飼っていた「スパイク」という名の雑種犬がモデルとなって、ビーグルとしてのスヌーピーが生まれました。

スヌーピーの長く突き出た鼻や大きく垂れた耳、そして何よりもいたずらっぽい瞳はビーグルそのものですね。見た目だけでなく性格も似ているようです。

スヌーピーが登場するコミック「ピーナッツ」とは?

「ピーナッツ」は1950年に連載が始まり、現在も75か国で2000以上の雑誌に掲載されている人気のコミックです。

主人公のチャーリー・ブラウンと愛犬スヌーピーを中心に、家族や友人が登場します。作者のチャールズ M.シュルツ氏がつくるセリフが哲学的で名言だとしても有名です。

スヌーピーとビーグルを比較

スヌーピーはビーグルですが、実際のビーグルとはどのくらい同じなのか、違いがあるのか、などについて見ていきましょう。

スヌーピーとビーグルの大きさを比較

中型犬であるビーグルは体長が約33~38cmと言われています。

対してスヌーピーの身長は公表されておりません。しかしまわりの登場人物と比較すると、ちょうどビーグルが後ろ足で伸び上がったときと同程度ではないかと思われます。

スヌーピーは連載当初は4本足で歩いていました。だんだんと知的な設定が加わっていった際に、2本足で歩くようになったようです。

スヌーピーとビーグルの毛色を比較

スヌーピーの毛色は白黒です。スヌーピーの兄弟には黒の替わりに茶色が入っている子がいます。しかし実際のビーグルには白黒の毛色はありません。必ず黒が入ったとしても、白黒の2色ではなく、白黒茶の3色となります。

スヌーピーとビーグルの性格を比較

スヌーピーはとても活動的であり、ナルシストな一面を持っています。スヌーピーの名前の由来は「スヌープ」という単語で、これは「うろうろと嗅いでまわる、詮索する」という意味。ビーグルはもともと猟犬として活躍していたので、ビーグルらしい名前だと思います。

また、ビーグルはやんちゃであり何をやっても許されるだろう、と思っているところがあるので、スヌーピーのナルシストな一面にも思わず納得することができました。

スヌーピーの兄弟とビーグル

スヌーピーは8兄弟のうちの1頭です。ちなみに兄弟の名前はスパイク(♂)、オラフ(♂)、アンディ(♂)、マーブルス(♂)、ローバー(♂)、ベル(♀)、モーリー(♀)です。

対してビーグルは一度のお産で平均3~5頭の兄弟で産まれてくることが多いようです。スヌーピーがいかに兄弟が多いかが分かると思います。

スヌーピーとビーグルの趣味を比較

スヌーピーの趣味は「変装」です。その変装のバリエーションは150近くあるようです!

一方ビーグルの趣味は「いたずら」です。やんちゃで遊びすきのビーグルは、飼い主さんが想像しないようなもので遊んだり、壊したり…!飼い主さんのお叱りも持ち前の愛嬌でさらっとスルーしてしまうかも!?

ビーグルってどんな犬

ビーグルの歴史は古く、紀元前からギリシャで狩猟犬としてうさぎを追いかけていました。その後もヨーロッパを中心に狩猟犬として活躍してきました。

現在ではペットとして人気がある一方で、狩猟犬としての嗅覚を活かして警察犬 や麻薬探知犬などでも活躍しています。

ビーグルの特徴

ビーグルは一般社団法人・ジャパンケネルクラブで分類されている嗅覚ハウンドの中でも一番小さい小型犬です。

狩猟犬をルーツにしているビーグルは、太くて頑丈な足とがっちりとした筋肉質の体形をしています。反面、長く大きな耳が顎まで垂れている愛くるしい姿が特徴です。

ビーグルの性格

ビーグルのルーツが狩猟犬であったことから、活動的で活発、賢くて従順な性格です。

また、明るくて遊び好き、だけどちょっぴりやんちゃで寂しがりやなところもあって、スヌーピーの性格によく似ています。協調性もあるので子どものいる家庭にもおすすめの犬種です。

ビーグルのかかりやすい病気

ビーグルは丈夫で病気にかかりにくい犬種ですが、ビーグルがかかりやすい病気は外耳炎です。大きな耳が垂れて外耳道を塞いでいるので雑菌が増えて炎症を起こしやすくなります。

どの犬もかかりやすい椎間板ヘルニアや股関節形成不全、皮膚炎の病気にも注意が必要です。

ビーグルの魅力

世界的な人気キャラクターのスヌーピーのモデルになっていることも魅力の一つですが、愛嬌があって甘えん坊であることが一番の魅力といっていいでしょう。

小さな子供と一緒でも安心して遊ばせることもできます。ビーグルは遊び好きなので疲れることもなくいつまでもじゃれあっています。