ビーグル特有の性格と性格を考慮したしつけのポイント

  • 2015月10月07日更新
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可愛らしい見た目で人懐っこい性格が人気のビーグル。世界中で愛されているビーグルですが、実はもともとは猟犬だったルーツから、正しいしつけ方がわからず苦労される飼い主さんが多い犬種でもあります。

今回はビーグルを新たに家族に迎え入れるか検討しているあなたに向けてビーグル特有の性格と正しいしつけ方を解説します。

ビーグル特有の性格について

ビーグルは初めて犬を飼い始める方にもおすすめできます。なぜならビーグルはセラピードッグとして活躍するほど、愛情深く穏やかな性格だからです。

しかし寂しがり屋な性格から、生活スタイルが合わないとしつけが上手くいかず飼い主さんを困らせてしまうケースがあります。

探究心が強く遊ぶのが大好き

ビーグルは探究心が強く遊ぶことが大好きな性格です。猟犬として活躍してきた資質から、嗅覚が優れて体力も他の犬種より優れています。

ビーグルを遊ばせる場合は、散歩だけでなくドッグランを走らせたり、おやつを部屋の中に隠して探すゲームなどをしてあげましょう。

寂しがり屋で留守番が苦手な子も

ビーグルはもともと群れで狩りを行う猟犬のため、社交性と協調性が高いといった特徴があり、寂しがり屋で留守番が苦手な性格な子もいます。

留守の時間が長くなり、無駄吠えやいたずらなどでトラブルに繋がる場合もあるので、留守にする時間帯のケアや訓練が必要です。

オスとメスのビーグルの性格の違い

ビーグルはもともとやんちゃな性格ですが、オスの方がメスよりもやんちゃで甘えん坊です。

またメスの方がオスよりも落ち着いた性格で優しい気遣いができる性格をしています。

ビーグルの性格を踏まえてしつける際に飼い主が注意すること

ビーグルをしつけるにはまず飼い主と信頼関係を築く必要があります。

ビーグルには自身の欲求の解消以外に対する集中力がなく、マイペースで頑固な一面があるため、しつけは長い時間をかけて根気強く行うようにしましょう。

噛み癖解消を治す

ビーグルがモノや飼い主の手を噛んでしまう噛み癖に対しては、しっかりとしつけていきたいところです。ビーグルは性格が穏やかなので威嚇などで噛むことは少ないですが、遊んでいる際に興奮してついつい噛んでしまう場合があります。

犬の噛む行動を完全に制御することはストレスを溜めることにもなりかねないので、噛んでも良いおもちゃを用意してあげましょう。噛んでも良いものと悪いものの分別をつけていくことが重要です。

もし手などを噛まれた場合は、すぐに遊びを中止して注意したり、無視するなどのしつけを行いましょう。

吠え癖を治す

ビーグルは屋内でも屋外でも飼える犬種ですが、猟犬の背景があるため吠えると声が大きく、住宅街だと騒音トラブルに繋がる可能性があります。

ビーグルは刺激に対して吠える場合があるので、ビーグルの吠えにつながる刺激を突き止めて飼い主さんが取り除いていく必要があります。

例えば家の中から外の変化に反応しやすい場合は外が見えにくい環境に、外の音に反応しやすい場合は外の音が聞こえにくい環境になどの対応ができます。

家族として迎え入れた瞬間から正しいしつけを

ビーグルを飼う際に重要なことは、それぞれの性格を理解し、迎え入れた瞬間から正しいしつけをすることです。

ビーグル特有の性格を踏まえて、家族として迎え入れた時期から根気強くしつけをしましょう。ビーグルには家庭を明るくするムードメーカーとしての一面もあります。ぜひ魅力たっぷりのビーグルと楽しい生活を過ごしましょう。