フレンチブルドッグが気をつけたい皮膚病

  • 2015月09月23日更新
  • 7595view
S669x446 201209140715000 convert 20120914072157

フレンチブルドッグは皮膚病を起こしやすい犬種です。遺伝的に皮膚病を起こしやすいことがわかっているので、フレンチブルドッグを飼う場合には常日頃から皮膚病に気をつけなければなりません。フレンチブルドッグは若いころから皮膚病を起こしやすく、悪化しやすい傾向にあります。もしも皮膚に異常が見られたら、すぐに動物病院へ連れて行ってあげてくださいね!

フレンチブルドッグの皮膚病

■フレンチブルドッグが皮膚病を起こしやすい場所

原因は様々ですが、フレンチブルドッグが皮膚病を起こしやすい場所として【目のまわり】、【口まわり】、【手足の先】などがあげられます。皮膚病は再発しやすい病気でもありますので、完治後のケアが大切です。

■愛犬フレンチブルドッグの痒みの原因を知ろう

しきりに指先や体の一部をなめ続ける、ひっかく、噛むなどの動作が見られたら「痒い!」のサインです。そのままにしておくと毛が抜け落ちたり、赤黒く変色したり、腫れてくる恐れがあります。フレンチブルドッグの痒みは「アトピー」を原因とするもの、皮膚病を原因とするもの、いずれかに分類することができます。すみやかに動物病院で検査をしてもらいましょう。

■フレンチブルドッグの皮膚病のケア方法

フレンチブルドッグの皮膚病のケア方法として、原因を取り除くための治療の他、ごはんやシャンプーによるケアが大切とされます。どのようなごはんやシャンプーにするかは、皮膚病の種類により異なるので主治医の先生と相談の上で決定していきます。また、フレンチブルドッグは皮膚がたるんでしわになっている部分があるので、その隙間に汚れがたまらないようにふき取ってあげることも大切です。

フレンチブルドッグの皮膚病①アトピー性皮膚炎

アレルギーの原因となる物質が口や皮膚から体内に取り込まれることによって発症する皮膚病です。多くのフレンチブルドッグは1歳を過ぎたあたりから発症しますが、早い子ですと生後100日齢程度で発症することもあります。

フレンチブルドッグの皮膚病②膿皮症(のうひしょう)

黄色ブドウ球菌という、わんちゃんが普通に持っている細菌が、なんらかの原因によって病原体になってしまい引き起こす皮膚病です。

フレンチブルドッグの皮膚病③脂漏症(しろうしょう)

マラセチアという、わんちゃんが普通に持っている酵母が、なんらかの原因によって病原体になってしまい引き起こす皮膚病です。皮膚がべたついていたり、悪臭を伴う場合があります。

フレンチブルドッグの皮膚病④カイセン

ヒゼンダニというダニが付着することによって引き起こされる皮膚病です。すでに感染しているわんちゃん、猫ちゃんとの接触によって感染します。また、人間にも移るので注意が必要です。

フレンチブルドッグの皮膚病⑤白癬(はくせん)

皮膚糸状菌症、皮膚真菌症とも呼ばれます。真菌というカビの感染により起こる皮膚病です。人間や他の動物にも移るので注意が必要です。

いかがでしたか?愛犬のフレンチブルドッグが皮膚病になる前に、日ごろのケアを心がけてあげてくださいね。

photo by フレンチブルドッグのゴン太郎と、飼い主のwakawakaの日記