ヨーキーのブラッシング方法

  • 2015月09月13日更新
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ヨーキーといえばその美しい毛並みが自慢の犬種ですよね。つやつやな被毛をずっと維持したいものです。今回はヨーキーの毛並みを美しく保つためのブラッシング方法をご紹介させていただきます。ヨーキーを飼っている人はぜひ実践してみてくださいね。これからヨーキーを飼う方もぜひ覚えておきましょう。

ヨーキーのブラッシングの必要性

ヨーキーは毛が抜けにくい犬種です。だからこそ、日々のブラッシングが必要不可欠です。ブラッシングはもつれを取り除いたり、毛にツヤがでたり、ノミ・ダニや汚れを取り除くことができます。また、血行促進の効果もあり、健康な皮膚を保つことができます。当たり前ですがブラッシングの時間は愛犬とのスキンシップにもなるので、ブラッシングにはよい効果ばかりなのです。ヨーキーのブラッシングは最低でも1日1回はおこなうよう心がけます。

ヨーキーのブラッシングに使うもの

ヨーキーをブラッシングするにあたり、最低でも以下の2種類があると便利です。

【ピンブラシ】

ヨーキーの被毛の流れを整えたり、もつれをほどく時に使用します。ヨーキーのもつれは脇の下や体の内側にできやすいです。毛がブラシにひっかかり皮膚がつっぱってしまうようなら、もつれている毛の根元をつかみ、ブラッシングしても皮膚が突っ張らないようにしてほどいていきます。もつれのできやすい場所は皮膚の薄いところでもあるので痛くないように注意してあげましょう。ヨーキーが繰り返し痛い思いをさせてしまうと、ブラッシングが嫌いになってしまいます。毎日のことですのでヨーキーと楽しくスキンシップできる時間にしましょう。

photo by GREEN DOG

【コーム】

仕上げの際に使用します。最後にヨーキーのからだ全体をとかし、もつれがないか最終確認しましょう。ひっかかる場合はもう一度ピンブラシでもつれをほどきます。

photo by GREEN DOG

ヨーキーの被毛とラッピング

被毛を延ばしているヨーキーは、目にかかる毛を頭で結ったり、全身の毛を小分けにして結ってあげます。毛を伸ばしているヨーキーはドッグショーに出る子が多いです。家庭犬においては過ごしやすいようにカットしてしまう場合が多いです。家庭犬の場合でも頭の毛だけを伸ばして結っている子を良く見かけます。このように被毛を結うことをラッピングと呼びます。ずっと結びっぱなしだともつれの原因ともなりますので、定期的にラッピングを外しブラッシングしてあげることが必要です。

ブラッシングが苦手なヨーキーには

まずはブラシをもたず、手で体をくまなく触るところから始めます。触らせてくれたらいっぱい褒めてあげましょう。また、同時にブラシ自体が怖くないことを教えていきます。最初はブラシを床に置き、見せることろから始めます。平気だったら少し動かしてみます。これも平気だったら少しずつ近づけていきます。ブラシを見ることが平気になったら、ブラシの背の方を体に当ててみます。すぐに離して大丈夫なので、受け入れてくれたら褒めてあげましょう。ブラシの背で全身をなでることができたら、今度はブラシが着いている面を向け、同じように少しずつ全身に当てていきます。これらは1日でできるものではありません。根気よく少しずつおこなうことが大切です。犬の集中力の持続時間はかなり短いので、短時間で繰り返し教えていくことが大切です。ブラッシングの際に一番好きなご褒美を用意しておくと、ヨーキーちゃんのモチベーションも上がるのでより効果的です。

photo by 花・蝶・風・犬