チワワにも散歩は必要?散歩の運動以外のメリット
チワワは体が小さく、家の中をぐるぐる走り回っている印象もあるので1日に必要な運動は室内だけで十分と思われがちです。
しかし、お散歩の目的は運動だけではありません。他にもたくさんのメリットがあります。
環境変化でストレス発散
外界に触れることは気分転換になり、運動との相乗効果でストレスの発散に期待できます。1日の大半を室内で過ごすチワワにとって、気分転換は生活に刺激を与えます。
ワンちゃんにとってお散歩は好奇心を満たすことができる重要な機会となるのです。
健康促進や病気予防
「散歩」とは「有酸素運動」です。有酸素運動は基礎代謝を高め、脂肪が燃焼しやすい身体を作ります。
お散歩を習慣にすることで、将来の健康づくりに繋がります。さらには丈夫な血管を作ることにもつながるので、心臓病などの病気の予防にもつながります。
飼い主との絆を深める
愛犬にとって大好きな飼い主さんと楽しい時間を共有することは、信頼関係や絆をさらに深めることに繋がります。
社会性が身に付く
チワワにとってお散歩は、家族以外の人間や動物だったり、人間社会に触れることのできる唯一の時間です。それらに触れる機会が多いほど、人間社会を体験でき、ストレスに強い犬に育ちます。
ストレスに強くなることで、「吠え」などの問題行動の解決にも繋がります。
チワワの散歩に必要な距離・時間・頻度
犬にとって散歩は重要な日課のひとつです。チワワの散歩はどのくらいの距離と時間を1日にどれくらい行えば良いのでしょうか?
1回1km30分程度の散歩を1日2回程度目安に
チワワの1日に必要な運動距離は2km程度ですので、1回1kmを目安に2回程度行うと良いでしょう。
ただし、チワワは体重で1.0kg~2.5kg程度の個体差があるため、散歩の量や頻度もそれぞれのチワワに応じて見極めてあげる必要があります。
チワワの散歩の注意点
チワワの散歩に連れ出すときにはいくつか注意点があります。
量よりも内容の充実を
お散歩は時間をかければよいというものではありません。お散歩の途中で小走りやダッシュを挟んだり、ボール遊びを取り入れるなどの工夫で変化を持たせ、チワワの満足度が高いお散歩を目指しましょう。疲れさせすぎないよう、お散歩の距離や時間はほどほどで大丈夫です。いつものお散歩コースを反対まわりするだけでも十分な刺激となります。
冬季は防寒対策をしっかりと!
チワワはメキシコ原産の犬種で、とても寒さに弱いのです。冬場のお散歩には、コートを着せるなど、防寒にも気を遣ってあげましょう。
突然お散歩に行きたがらなくなった時は…
チワワが急にお散歩を嫌がるようになった場合は、もしかしたら体のどこかに異常があるかもしれません。どこか痛がっていたりしないか、よく観察してあげてくださいね。
チワワが散歩で歩かない時の対処法
チワワが子犬の時からあまりお外を見ていない場合は、怖がって外へ出たがらない場合があります。特にチワワは臆病な子も多いので、少しずつ慣らしてあげる必要があります。子犬のころからの実践がベストですが、成犬だからって諦める必要はありません!根気が必要ですが、ぜひ実践してみてください。
抱っこしてお散歩
まずはチワワを抱っこをしてお散歩してあげましょう。外の空気に触れるだけで、チワワも飼い主さんも気分転換になりますよ。チワワが慣れてきたら地面に下ろしてみましょう。
おもちゃを持って公園へ
おもちゃで遊ぶのが好きなチワワは、わんちゃんが遊べる場所に連れて行き(抱っこで構いません)着いたらいっぱい遊んであげましょう。お散歩に行くと遊べるんだ、と分かると颯爽とお散歩に行きたがるようになります。