ボーダーコリーの寿命を伸ばす〜しぐさでわかる老化〜

  • 2015月09月11日更新
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いずれくる愛犬の寿命…。ボーダーコリーの老化は見た目だけではなく、しぐさにも現れはじめます。愛犬の老化のサインを見逃さず、少しでも寿命を延ばせるように努めましょう!

ボーダーコリーの平均寿命

飼育環境や遺伝にもよりますが、ボーダーコリーは8、9歳ごろからシニアと呼ばれるステージに突入します。ボーダーコリーの平均寿命は13~16歳と言われていますが、医療の進歩、生活環境の向上により、現在ではもっと長生きするわんちゃんがたくさんいます!つまり、飼い主さんの心がけ次第で寿命は延ばせるのです!

寿命を延ばすために気をつけたいサイン①息が切れる

立ち止まって苦しそうにします。
呼吸器系に病気がある恐れがあります。

寿命を延ばすために気をつけたいサイン②後ろ足の歩幅がせまい

前足の歩幅と比べると、後ろ足の歩幅がせまくなります。
後ろ足を引きずるようにするのは腰に痛みを感じています。

寿命を延ばすために気をつけたいサイン③物にぶつかる

歩いていると家具や電柱などにぶつかってしまいます。
視力の低下、ぶつかった衝撃によるダメージを確認しましょう。

寿命を延ばすために気をつけたいサイン④すぐに戻りたがる

散歩に行きたがらない、歩きたがらない。
つまり、身体のどこかに痛みがある場合あります。

寿命を延ばすために気をつけたいサイン⑤階段にとまどう

外や室内、どんな場でも階段を前にすると引いてしまいます。
足腰の筋力が弱まり、痛みを感じている可能性もあります。

寿命を延ばすために気をつけたいサイン⑥睡眠時間が増える

眠る時間、横になる時間が増えます。
まわりに関心がなくなってきているということです。

寿命を延ばすために気をつけたいサイン⑦トイレの回数が増える

膀胱を締める筋肉がゆるくなり、おしっこの我慢ができなくなります。
また、排尿をコントロールできず、おもらしをしてしまうこともあります。
トイレを近くに設置してあげる必要があります。
また、いつもと違うにおいがしたら、獣医師さんのところへいきましょう。

ボーダーコリーは飼い主さんのことが変わらず大好き

いくらボーダーコリーが年老いてしまっても、心まで老いてしまうわけではありません!若いころは…と比べないようにしてください。老化により、見た目が変わってしまっても、できたことができなくなっても、飼い主さんにとっては変わらずに大事なわんちゃんのままなはずです。【老化そのものは病気ではない】このことを飼い主さんが受け止めましょう。当たり前のことであり、自然なことなのです。寿命を迎えるその時まで、変わらずに愛してあげてください。

よく見られる関節と骨のトラブル

ボーダーコリーは老化により関節や骨のトラブルが目立ちます。後ろ足の歩幅がせまく、ひきずるようにしている場合は注意が必要です。この場合、適切な治療法を受ければ症状も多少和らげることができます。そのための予防法として、肥満させないようにごはんをコントロールすることも飼い主さんの重要なお仕事です!

ボーダーコリーは老年性白内障にもなりやすい

ふらふらとあちこち物にぶつかるようになったら、目の中をのぞき込んでみましょう。白内障の見た目は、目が白く濁りだし、進行すると眼球全体が白くなります。初期の段階ではわりと問題なく歩いてしまうことがあり、そのため、人が気づきにくい場合があります。
そのまま進行してしまうと視力障害が起きてしまい、失明してしまいます…。ボーダーコリーが目の障害を起こりやすい年齢は10歳以上です。また、あまりにも頻繁にぶつかっているようなら、脳神経の異常の危険もあるでしょう。現在、完全に治すことはできませんが、進行を遅らせることは可能です。何事も早期発見がボーダーコリーの寿命を延ばすカギなのです。

photo by ボーダーコリーファーム こたろうのつぶやき