トイプードル カット時の落とし穴。こんなところに!3大毛玉発生ポイント

  • 2015月09月10日更新
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日々のブラッシングが欠かせないトイプードル。
毛玉のないふわふわできれいな被毛を保つためにはブラッシングが必要不可欠です。

また、ブラッシングには飼い主さんとのコミュニケーションや、血行促進、身体を触らせるというしつけ、日々身体を触ることによって異変をすぐに発見できるというメリットがたくさんあります。

しかし、毎日ちゃんとブラッシングしているのに、美容室にいったら、
「毛玉がたくさん出来てましたよー」と言われて「毛玉なんてなかったはず!」と思ったことがある飼い主さんも少なくないはず。

そこで今回は、「ないと思ったらこんなところに毛玉が!」という、【3大毛玉発生ポイント】をご紹介します。

①あれ…?!ブラッシングしていたのに、実は根元は毛玉になっていた!

ブラッシングはちゃんとしていたけども、実は表面だけをなでるようにブラッシングしていて、被毛の根元は毛玉になっていたパターンです。
しかも、見た目では毛玉が見えないので、発見しにくいのです。

■ブラッシングするときは、毛をかき分けて根元からスリッカーブラシでブラッシングしましょう
■ブラッシングの最後に「コーム」を使って、根元からコームが通るか確認しましょう

【スリッカーブラシ】

ペット用の「ブラシ」のことです。ほかにもブラシの種類はありますが、トイプードルにはスリッカーブラシがおすすめです。

photo by GREEN DOG

※注意点

根本にスリッカーブラシをあてる場合、皮膚を傷つけてしまうことがあります。初めて使う場合は、一度自分の手にあてて力加減を確認してみましょう。

スリッカーブラシの使い方

トイプードル ブラッシング by papamama wankoto

【コーム】

ペット用の「櫛」のことです。

photo by GREEN DOG

②気づかなかった…!肢の付け根に毛玉がたくさんあった!

人間でいうと、「ワキ」「股関節」の部分ですね。
肢をたくさん動かすので、動かした肢とすれる部分の「ワキ」「股関節」の部分は、被毛がすれて丸まり、毛玉ができやすいのです。
ここも、しっかり触って確かめないと、見た目だけではなかなか発見が難しいポイントです。

■ブラッシングをするときは、肢をしっかり広げて(痛くないように!)、付け根の部分まで見てあげましょう。
■すぐに毛玉が出来てしまう場合は、外からは見えない部分なので、美容室で短く刈ってもらうといいですね。

③いつも見てたのに…!耳の後ろに毛玉があった!

いつも愛犬の顔を見ていて、頭や耳も撫でているはずなのに…。意外と見落としがちな耳の後ろ。
耳で隠れちゃっていたり、ふわふわの毛で見えなくなっていたりします。
また、耳の後ろに毛玉が多くできる場合は、愛犬が耳を掻いていることが多いです。
耳の中が痒かったり、耳の中に異常があるかもしれませんので、耳の中をチェックしてみてください。少しでも異常があったら、獣医さんに相談しましょう。

ポイントは「最後はコームを通して隠れ毛玉がないかを確認」ですが、
コームを通した時に引っかかった場合は、無理に引っ張らずに、引っ張らないように手でほぐしてあげましょう。
うまく取れない場合は、愛犬の皮膚を傷つけてしまう恐れもあるので、無理せずに、トリマーさんにお任せしましょう。

毛玉を放置すると、通気性がわるく皮膚病に繋がる恐れがあります。
また、毛玉がひどすぎる場合はバリカンで毛を刈らなければなりません。

毛を伸ばすためには、飼い主さんがしっかりとお手入れについて理解することが必要なのです。

photo by 続ビビリMIX日記