チワワを飼いたいけど、我が家でも飼えるのか?飼うといっても、何をすればいいのか全くイメージがつかない!そんなチワワ初心者の皆様に、チワワの飼い方・日常のお手入れ方法についてご紹介させていただきます♪すでにチワワを飼っている皆様も、ぜひおさらいしてみてくださいね。
チワワの飼い方 飼育環境
チワワは最小型犬種であり、マンションなど集合住宅での飼育も可能です。
ただし、暑さと寒さ両方に弱いため、室内飼育が原則です。
温度差の激しい屋外でチワワを飼うような事は、絶対に避けるようにしてください。
また、チワワにとって快適な室温は25度といわれています。
エアコンなどで温度調節を心がけるようにしてください。
また、カラダの小さいチワワは、室内で走り回る程度の運動で十分といわれています。
室内で運動をさせる際は、足腰に負担を掛けないよう、滑りやすいフローリングや高所からのジャンプなどは避けるようにしてください。
毎日お散歩に出かける必要はありませんが、時間のあるときは、日光浴をかねてお散歩に連れて行ってあげるようにしてください。
お散歩はストレス発散や気分転換にもなりますし、愛犬に社会性を持たせるためにも必要なのです。
チワワの飼い方 日常のお手入れ方法
チワワのお手入れはとても簡単です。
ロングコートでも飾り毛が長く伸びるだけで、毛がからまったりすることもほとんどなく、カットも必要ありません。
1.チワワの飼い方 ブラッシング
スムース、ロングとも、こまめなブラッシングで抜け毛を取り除きます。
抜け毛をそのままにしておくと、被毛のツヤがなくなり、皮膚病などの原因となります。
ブラッシングの際は皮膚を傷つけないよう、力をいれず優しくブラシを当てましょう。
ロングコートの場合は、ブラッシングのあと、さらにクシでコーミングすると、毛のもつれを除去することができます。
耳、首、足のうしろ、しっぽなどは丁寧にとかしてください。
2.チワワの飼い方 目のお手入れ
チワワの特徴である愛らしい大きな目は、涙の量が過剰になる場合があります。
湿ったまま放置しておくと涙やけの原因になりますので、水を含ませたコットンなどで優しく拭いてあげましょう。
3.チワワの飼い方 耳そうじ
チワワは立ち耳ですので、垂れ耳の犬種と比較するとムレることは少ないです。
それでも1ヶ月に1回はお掃除をしてあげましょう。
市販のイヤーローションとめん棒でお手入れしますが、犬の耳はL字型のように途中で曲がっているため、奥を傷つけないようにしましょう。
自信がない場合は、トリミングサロンや動物病院で処置してもらいましょう。
4.チワワの飼い方 歯みがき
健康な歯は真っ白で、歯ぐきはピンク色です。
お手入れを怠ると、歯は黄ばみ、歯ぐきは黒みがかってしまい、悪臭をの原因となります。
さらに放っておくと、歯周病を引き起こし、歯がなくなってしまうことがいます。
犬の歯石除去は全身麻酔下でおこなわれるため、簡単に処置できるものではないのです。
そのため、歯みがきは子犬のうちから習慣づけることが重要です。
毎食後に、やわらかい歯ブラシやガーゼなどで、歯と歯ぐきをこすってあげましょう。
5.チワワの飼い方 つめ切り
犬の爪は、中に神経と血管があり、放っておくと爪と一緒に伸びてしまいます。
爪が伸びすぎると、肉球に食い込み、歩くと痛がるようになります。
つめ切りは、週1回はおこなうようにしましょう。
伸びた血管をきってしまうと、痛みもあり、血も出てきます。
白い爪は血管を透けて見ることができますが、黒い爪は見えないので少しずつ切ります。
慣れないうちは、トリミングサロンや動物病院で処置してもらいましょう。
6.チワワの飼い方 トリミング、シャンプー、肛門腺絞り
これらはトリミングサロンに依頼するのが一番簡単です。
この場合、最低1ヶ月に1回は連れて行ってあげましょう。
ご自分でやる場合でも、シャンプーは月に1~2回がよいです。必ず犬用のシャンプーを使用しましょう。
ぬるめのシャワーを用い、水の勢いを弱め、足先からゆっくり洗っていきます。
洗う手順は、足→おしり→体→頭の順が一般的です。
目や耳に液剤や水が入らないように十分注意しましょう。
おしりを洗う際に、ついでに肛門腺も絞ってあげるのがおすすめです。
すすぎ残しがないようにしっかりと流し、低温のドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
ロングコートチワワの場合は、ドライヤー中に空気を取り入れながらブラッシングすることで、ふんわりとした毛に仕上がります。
いかがでしたか?今回ご紹介したチワワの飼い方は、基礎的な日常のお手入れです。ぜひ実践してみてください。
他にもチワワの食事や睡眠に関する飼い方は、また改めてご紹介させていただきます。お楽しみに!
photo by 川上ブリーダー