フレンチ・ブルドッグの性格と特徴!愛情深い?それとも凶暴?

  • 2015月06月11日更新
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顔だけ見るとちょっと怖そうなフレンチブルドッグですが、実際の性格はどうなのでしょうか。初心者でも飼いやすい犬種なのでしょうか。

この記事では、これからフレンチブルドッグを迎える方のために、知っておきたい性格の特徴やしつけの注意点などをご紹介します。

フレンチブルドッグの性格の特徴

いかつい風貌をしているフレンチブルドッグはどのような性格をしているのでしょうか。攻撃的で怖いのか、イメージと違って優しい性格をしているのか、いろいろと考えてしまいます。

子犬を迎える前に知っておきたいフレンチブルドッグの性格を分かりやすく解説します。

元気溌剌で遊び好き

フレンチブルドッグはその風貌だけを見ていると、のんびり屋で動き回るのが苦手なイメージがあります。

しかし実は、意外と活発に動き回るのが大好きで、動きも俊敏なんです。いっしょになって遊んであげると、いつまでもやめないほど元気溌溂です。

甘えん坊でフレンドリー

フレンチブルドッグはその風貌とは違って甘えん坊なんです。人の温もりが大好きで、べったりとまとわりついて飼い主を困らせることもあります。

また、他の犬と遊ぶことも大好きで、散歩やドッグランでもすぐに仲良くなっていっしょに遊ぶことができます。

アメリカタイプとヨーロッパタイプの性格の違い

フレンチブルドッグにはアメリカタイプとヨーロッパタイプがあり、この二つのタイプで若干の性格の違いがあるようです。

アメリカタイプは元気で明るく、ヨーロッパタイプは冷静で慎重な傾向があります。子犬を迎える時には、相性を考えて選ぶと良いでしょう。

オスとメスでの性格の違い

フレンチブルドッグの性格はオスとメスでは大きな違いはないようですが、性別による傾向は少しあるようです。

やんちゃで甘えん坊のオス、おとなしくてマイペースなメス、どちらもそれぞれの可愛さがあります。性格は性別ではなく個体によって決まることが多いので、あくまでも参考程度にしてください。

性格面でしつける際に飼い主が注意すること

フレンチブルドッグはがっちりとした筋肉質の体で力がとても強い犬種です。しつけをする際にはワンちゃんの体力にも気を配る必要があります。

また、しつけには性格も影響します。フレンチブルドッグの性格だからこそ注意しなければならないことなど、しつけの際に飼い主が注意するべきことを説明します。

根気強く教える

フレンチブルドッグは集中力にかけるところがあります。教えることもなかなか覚えてくれません。しつけは飼い主とワンちゃんの根比べです。

あわてずにマスターできるまで何度でも根気よく教えてあげましょう。上手くできればしっかりと褒めてあげることも忘れないでください。

興奮を落ち着かせるトレーニング

フレンチブルドッグは興奮しやすいので、子犬の時から興奮をおさえて落ち着かせるトレーニングをしてください。お座りや伏せを維持できるといいでしょう。

フレンドリーで遊び好きといった性格が故に、しつけと遊びを混同してしまう場合もあります。しつけをしていても遊んでもらっていると勘違いして興奮状態になることがあるので注意が必要です。

社会性を身につける

フレンチブルドッグは闘犬であったブルドッグをルーツにしています。そのため闘争心や攻撃性も持ち合わせています。

しつけで大切なのは社会性を身に付けさせることです。散歩の時にはできるだけ多くの人や他の犬と触れ合わせることでも、社会性を身に付けるトレーニングになります。

フレンチブルドッグは性格が悪い?飼いやすい?飼いにくい?

フレンチブルドッグは性格が悪いという噂がありますが本当でしょうか。活発で遊び好きな性格が誤解を招くこともあるようです。

一般的にフレンチブルドッグは他の犬種に比べて飼いやすいとは言えないようです。解決方法とともに解説します。

性格が悪い?

フレンチブルドッグは性格が悪いという噂がありますが、決してそのようなことはありません。闘犬の歴史を持つブルドッグがルーツになっているので狂暴とのイメージがあるようです。

散歩の途中であった犬や飼い主さんとフレンドリーに接していれば間違った噂だと分かってもらえます。

興奮スイッチが入る

普段は温厚な性格をしているフレンチブルドッグですが、遊び好きの性格が高じて興奮しやすい傾向にあります。楽しく遊んでいる時でも突然興奮スイッチが入ります。

そのことで狂暴だという印象を与えることもあります。興奮をコントロールできるようなしつけをすることで好感度はアップします。

飼育環境が大変

フレンチブルドッグは、暑さと寒さの両方に弱いという特徴があります。室内では暑い夏の冷房や寒い冬の暖房は欠かせません。散歩の際にも暑さしのぎ寒さしのぎの配慮も必要です。

さみしがり屋でひとりの留守番はストレスが溜まります。ワンちゃんが快適に過ごせる飼育環境を整えてから迎えてあげましょう。

愛情をもって接すれば飼いやすさもアップ

フレンチブルドッグの性格やしつけの注意点などをご紹介しましたがいかがでしたか。他の犬種に比べて少しだけ飼いにくいようですが、愛情をもって根気よくしつけてあげれば飼いやすさもアップします。

人と触れ合うことが大好きなので、遊びながらしつけてあげるのも良い方法です。フレンチブルドッグといつまでも楽しく暮らすためにも愛情をもって接してあげてください。