ドゴ・アルヘンティーノの性格や特徴

  • 2015月07月04日更新
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みなさんはドゴ・アルヘンティーノという犬種をご存知でしょうか?
ワンちゃんに詳しい人でも、耳慣れない単語かもしれません。(私がそうでした…)
ドゴ・アルヘンティーノは2007年に公開された映画「ボンボン」で主役をつとめた白くて大きなワンちゃんです。ちなみに、似てるかも?と思って具志堅さんの愛犬グスマンくんの犬種を調べましたが、グスマンくんは白いボクサー犬でした。ボクサーだけに、さすがです。
脱線してしまいましたが、今回はそんな犬種、ドゴ・アルヘンティーノを徹底解析したいと思います!

ドゴ・アルヘンティーノの特徴

ドゴ・アルヘンティーノはアルゼンチンを原産とする白い猟犬です。もともとは闘犬として作出されましたが、するどい嗅覚を持つことから、ピューマやジャガー、イノシシなどの大型獣への猟犬として改良されていきました。自分の体よりも大きい獣が相手でも、果敢にも挑んでいくような、とても勇敢でたくましい肉体の持ち主なのです。力強く勇敢なドゴちゃんをご覧になりたい方は、ぜひYouTubeなどで検索してみてください。※激しい映像が苦手な方はご注意ください。

ペットとしての魅力

一見とても怖そうですが、実はドゴ・アルヘンティーノは家族に対して絶対的な愛情を持つ犬種なのです!のんびりとした日常をともに過ごすことのできる、パートナーとしてはこの上ない性格の持ち主なのです。飼い主だけにみせるあどけない表情は、本当に可愛らしくてうらやましくなってしまいます。そしてそんな穏やかで素直な愛犬が、防衛訓練や狩猟になると俊敏さや勇敢さ見せてくれるところがファンにはたまらないのです。

ドゴ・アルヘンティーノの飼育

上記でドゴちゃんの魅力について綴らせていただきましたが、その魅力を味わうには、きちんとしたしつけやトレーニングが不可欠です。
ドゴ・アルヘンティーノは「デュアル・マインド」(二重の精神構造)を持つ犬種です。家族に対しては安全ですが、一方で他者は寄せ付けないのです。その為、攻撃性をコントロールする為の服従訓練が必要不可欠なのです。その為、初心者にはおすすめできません。犬の扱いに慣れていても、専門家による指導を受けることが必要です。

いかがでしたか?今回はドゴ・アルヘンティーノのお話しでしたが、ドゴちゃんに限らず、ワンちゃんを飼育する際はきちんとしたしつけ、トレーニングが必要だと思います。小型犬においても小さいから平気、ということはありません。攻撃的な性格に育ててしまうことで、一番不幸なのはワンちゃん自身です。何かに噛み付いた際に歯が折れてしまうかもしれませんし、嫌なことがあった際にパニックを起こし突然死してしまうかもしれません。様々なリスクを想定しトレーニングすることで、穏やかに心地よく生活することができるのではないかと思いました。

photo by 情報サイト「タレポ」