トイプードルのお散歩の目的
お散歩に行くことは、たくさんの目的とメリットがあります。トイプードルが小型犬だからといって、室内の遊びだけでは不十分!外でしか得られないものがあるのです。
■飼い主とのコミュニケーション
ともにお散歩をすることで、コミュニケーションが取れるので、信頼関係や上下関係を学ぶ機会となります。
■運動によるストレス解消
外の空気を吸って動き回ることで、室内では得られない刺激を受けることができます。
■社交性を身に付ける
他の人や犬などと接する機会を設けることで、社交性を身に付けます
お散歩に行かないと…
社交性が身につかず、運動不測によりストレスを溜めることで、無駄吠えなどの問題行動をしてしまうことがあります。また、運動不足は肥満にも繋がります。肥満は様々な生活習慣病を引き起こすので、心と体が健康であるためにも、お散歩は大切な時間なのです。
トイプードルのお散歩の距離や時間
お散歩は飼い主の負担にならず、続けられる距離や時間でよいので、なるべく1日1回は行くようにします。トイプードルであれば10分~30分くらいでご近所をまわるだけでもよいでしょう。日課にすることで外の空気を吸わせ、健康な体を維持することに繋がります。しかし雨など天候が悪い日は、無理に行く必要はないです。真夏の炎天下も避けましょう。
特にトイプードルは、毛が濡れてしまうと、自慢のふわふわな毛を維持できません
また、お散歩に行く時間帯ですが、これを統一してしまうと、愛犬の体内時計に刻まれ、時間になると要求吠えをするなど、問題になる可能性があるので要注意です。
また、同じルートでは飼い主も愛犬も飽きてしまいます。たまにはルートを変えてみたり、いつもと逆回りをしてみてください。
歩き方
歩く時は飼い主さんの横に付かせ、ぐいぐい引っ張らせないように注意します。主導権は飼い主が握り、【愛犬がひっぱってしまったら立ち止まり、指示通りに止まったら褒めてあげ、歩みを続ける】を繰り返しましょう。
小型犬のトイプードルは力が弱いかもしれませんが、リードのひっぱりを無視していると、日常生活においても主導権を犬がもってしまい、しつけしにくくなってしまいます。もしかすると急に飛び出してきた自転車などと接触してしまうかもしれません。また、リードは放さずにじっかりと握りましょう。外を歩いている人の中には、ワンちゃんが苦手な人がいることを忘れないようにしましょう。リードで愛犬の行動範囲を制限することで、拾い食いを防ぐことにも役立ちます。
排泄やマーキングをさせない
外を歩いている人の中には、ワンちゃんが苦手な人もいます。愛犬家として、マナーはきちんと守りましょう。万が一、粗相してしまった場合は、紙やペットシーツで吸い取り、最後に水で流します。もちろん処理に使ったものは、持ち帰りましょう。草むらや電柱付近を歩かせない、臭いを嗅ぎはじめたらリードを軽く引っ張る、などで阻止することが必要です。
他のワンちゃんに出会ったら
自分の愛犬が社交的でも、よその犬や人が苦手なワンちゃんもいるのです。ですから犬同士の挨拶をさせる前には、必ず相手の飼い主さんに了承を得るようにします。犬同士のトラブルは飼い主さん次第で必ず防ぐことができます。ワンちゃんがが社会的に認められ、より暮らしやすい世の中にするためにも、飼い主さん一人一人のマナーに対する意識が必要なのです。
photo by Kenny Lam