ミニチュア・シュナウザー実はこんな性格!

  • 2015月03月05日更新
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ミニチュア・シュナウザー一般的な印象と性格とは

ミニチュア・シュナウザーに皆さんはどんな印象をお持ちですか?一般的に知られているミニチュア・シュナウザーの性格は、利口で主人に忠実、活発で好奇心旺盛と言われています。よく見るミニチュア・シュナウザーの写真の印象のせいもあり、どちらかと言えば、ほんわか系よりキリっと系、かわいい系よりかっこいい系のイメージが強くありませんか?私の中でもシュナウザーは原産国のドイツっぽいどこかお堅いイメージがありました。しかし飼うと違った印象ももちました。今回はそんなシュナウザーの性格をご紹介します。

利口で忍耐強い

シュナウザーは本当に賢いです。「座れ」「伏せ」「待て」「トイレ」「お留守番」はすぐに覚え、「座れ→待て→(離れてからの)伏せ→来い(飼い主の前で座る)」など、様々なコマンドを組み合わせたこともできるようになります。覚えがよく、トレーニングすれば次々にできるようになるため教える方も楽しくてしょうがないです。
しかしこれは「正しいやり方」が絶対条件です。個体差はありますが、なかなか覚えられないのはやり方が間違っているのかもしれません。

主人に忠実

シュナウザーは賢いため飼い主としての威厳がなければなめられる一方です。たくさん触れ合ってコミュニケーションをとり、しつけではできたらたくさん褒めましょう。トレーニングでは時に厳しくすることも大事です。
しっかり主人として認識されていれば、人や犬がたくさんいて興奮していたり、ドッグランで他の犬に夢中になってしまっているときなどでも、ひと声かければ自分のところに戻ってくるなど、最終的に必ず自分のところに戻ってきてくれる忠実なところが可愛くもあり誇らしくもあります。

ちなみに「しつけ」と「トレーニング」の違いは、人間社会でよりよく共生するために自発的にとらせる行動を「しつけ」(決まった場所でのトイレ・甘噛みをさせない・無駄吠えをさせないなど)。「座れ」「待て」など指示を出して指示通りの行動をさせることを「トレーニング」といいます。

元気いっぱいで活発

もともとネズミを捕る使役犬のため運動が大好きです。特に動く物を追いたがるのでボールを投げて遊んであげると、こちらが疲れてもお構いなしに「投げて投げて」とボールを持ってきます。
とにかく人と遊ぶのが好きなのでトレーニングすればこんなことも!


足をだすとその上をジャンプ


人が歩くと足の間をスルー photo byおざんどる×そらんどろい

こんなことができれば自慢のわんちゃんですね。

こわいもの知らずで好奇心旺盛

好奇心旺盛なので色んな物が気になります。それに加えこわいもの知らずなので特にお散歩中はグイグイ引っ張ることもあります。シュナウザーの性格上よくみられる行動なのですが、これを続けると車の通る道など危ないですし、主従関係が逆転してしまうので普段から人の横について歩く練習をしましょう。
他人からの見た目もちゃんと横について歩いているとかっこいいです。
言うことを聞かせるときはしっかりときかせ、遊んでいいときは思いっ切り遊んであげるなど、犬にもメリハリが大事です。

飼うまでは他の犬種よりお堅いイメージで飼うのに躊躇していましたが、実際飼うと飼い主に忠実で愛嬌もあってとても飼いやすい犬種だとわかりました。
同じような印象をもっていた方、もしよければシュナウザーも飼いたい犬種の候補に入れてあげてください。