チワワのシャンプーの方法

  • 2015月02月14日更新
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「ウチの子はシャンプーが嫌いで、いつもお風呂場で大騒ぎ!」
「犬も私もヘトヘトになっちゃう…」
とぼやいている飼い主さんって意外と多いのではないでしょうか?
人間以上に疲れているのは、実は愛犬で、長時間走り回ったのと同じくらい体力を消耗すると言われています。シャンプーの回数は毛の長さや毛質によって異なり、ロングコートチワワなら半月に1回程度、スムースコートチワワでも月1回程度が目安とされてます。
もちろん、毎日のお手入れやお散歩などお外で遊ぶ時間の長さによっても、必要な回数は違ってきます。
特に春から夏にかけては、ワンちゃんにとってつらいシーズン。被毛が生え変わる時期でもあり、ノミやダニがつく心配もあります。この時期、家庭で手軽にシャンプー&ドライができれば、大切な愛犬も快適に夏を乗り切れるはずです!

シャンプーの前後も重要

シャンプーをする前に大切なことは、あらかじめやっておくブラシ掛け(ブラッシング)と、シャンプー後の毛の乾かし(ドライング)です。
また、シャンプーが終わったからといって、そのままにしておいてはいけません。しっかりと乾かしてあげることが健康な皮膚と被毛を保つために必要です。

シャンプーをする前のお手入れ

体を濡らす前には、ブラッシング、耳掃除、肛門の手入れ、爪切りを済ませます。
特に夏は皮脂の分泌が盛んになり、それが空気にふれて酸化し、茶色くなり、耳の中の嫌な臭いの原因となります。そこに細菌やカビがついて、炎症やかゆみを起こす原因になるので、耳掃除は習慣にしましょう。
また、犬の肛門の横には、肛門腺という、分泌物が貯まる個所があります。これが貯まりすぎると破裂することもあるので、シャンプーをするタイミングで、絞り出してあげましょう。

シャンプーの手順

シャンプーの前のお手入れが終わったら、いよいよ体を洗います。犬は人間のように汗腺が発達していないので、長くお湯につかるとのぼせてしまいます。ぬるま湯程度のシャワーでまず体を濡らします。この時に注意したいのは、いきなり水しぶきを立ててシャワーのお湯をかけないことです。一般的には犬はシャワーの水圧や水流を嫌がります。シャンプーが苦手な子にしないためにも、シャワーヘッドをぴたりと体に沿わせて移動していくことが大切です。
足先やしっぽから濡らしはじめ、からだ、頭、顔へと移動します。お顔はシャワーを直接かけずに、スポンジやガーゼを使うのもよいでしょう。
ざっと洗い流したら、シャンプー剤をつけ、指の腹を使って撫でるように汚れを落としていきます。足の裏や肛門、陰部のまわり、脇の下などは特にやさしく、でもしっかりとなで洗いしてあげましょう。そしてすすぎはしっかりとおこないます。手でざっと水けを絞ってみて、白っぽい水や泡、ぬめりがあるようならもう一度すすぎましょう。リンスも同様です。その後は、よくタオルドライをしてから、ドライヤーで乾かしましょう。

モデル犬 チワワ(ペロ) シャンプーの仕方 「1、ブラッシング編」

モデル犬 チワワ(ペロ) シャンプーの仕方 「2、体をぬらす」

モデル犬 チワワ(ペロ) シャンプーの仕方 「3、シャンプー」

モデル犬 チワワ(ペロ) シャンプーの仕方 「4、すすぎ」

モデル犬 チワワ(ペロ) シャンプーの仕方 「5、仕上げ」

画像:photo by Dog Life & Goods Puppy Angel