トイプードルを家族に迎えたら、しつけが必要なことっていっぱいありますよね。
今回はその中で特に重要な、トイレトレーニングについてのお話です。
トイプードルのしつけはお迎えしたその日から開始
基本的にトイレトレーニングは、愛犬が家にやって来た初日からスタートします。ですが、ブリーダーさん宅からの長い帰り道ですので、焦る必要はありません。愛犬の体調がすぐれないときはたっぷりと休ませてあげましょう。
トイレトレーニングは初日から開始しますので、愛犬をお迎えする前からその方法を知っておくことが必要です。
トイレトレーニングに用意するもの
photo byアイリスオーヤマ
・ トイレトレー
・ トイレシーツ
トイレトレーは様々なデザインのものがありますが、私のおすすめは上部が網目状のふたになっているものです。トレーニングが完了するまで、トイレシーツを噛みつきや引っ掻きなどで破いてしまうことがよくあるからです。万が一飲み込んでしまうと、腹部でシーツが膨張し、オペでしか取り出せなくなってしまいます。
トイプードルの子犬のトイレトレーニング
＜ステップ１＞
帰宅直後や、子犬が起きた時、食後などは子犬が排泄をするタイミングです。そのタイミングであらかじめトイレを設置したサークル内に入れておきます。はじめはサークル全面にシーツを敷き、できるようになったら徐々に枚数を減らしていきます。
＜ステップ２＞
トイレに連れていったら放置するのではなくよく観察して、おしっことうんちをするのを見届けてあげてください。
＜ステップ３＞
トイレでおしっことうんちをしたら、大げさなくらい誉めてあげましょう。その後はサークルの外で遊ばせてあげましょう。
＜ステップ４＞
サークルの外で遊ばせる時は、サークルの扉を開けておいて自分の意思でトイレに行けるようにしておきます。
＜ステップ５＞
おもらしの可能性があるので長時間出しっぱなしにしておくことは厳禁です。しばらく遊んだ後は再びサークルに入れてトイレをさせましょう。
排泄するまでは扉を閉めてサークルにいれておきます。
トイレでおしっこをすると誉められて遊んでもらえる！嬉しいな！またトイレでおしっこしよう♪と覚えさせましょう。
トイプードルは褒められると嬉しい！褒めてのばそう！
photo by Frank Chen
失敗を叱るよりも、成功を褒めるほうが効果的です。「上手にできたね〜♪いい子だね〜♪」などと優しい声と表情で体中をたくさんなでてあげたり、おやつを与えたり、おもちゃで遊んであげたりしましょう。ただ、時間がたってから褒めるのは全く意味がないので、排泄後すぐに褒められるようにトイレに入れたら目を離さないようにしましょう。トイレの成功と嬉しい気持ちを結びつけてあげます。
トイレを失敗してしまったら…
もし失敗してしまったら、叱りたい気持ちを抑え、そっと片付けます。ニオイが残っていると、繰り返し失敗してしまうので消臭剤でしっかりとニオイを除去します。
飼い主の合図でおトイレ
おしっこやうんちをしている時に「おしっこおしっこ」（「トイレ、トイレ」） 「うんちうんち」（「ワン・ツー、ワン・ツー」）と声掛けをし、言葉と行動を結び付けて教えてあげるとよいです。うまくしつけられれば、飼い主のかけ声で排泄できるようになります。
焦らずに根気よくトレーニングしましょう
トイプードルはしつけしやすい犬種と言われますが、覚える速さには個体差があります。それでもどの子も必ずできるようになるので、諦めずに愛犬と二人三脚で（一人一匹六脚！？）でがんばりましょう♪
画像1：photo by Toshi Laege
